2026年6月15日(月)
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編集長の儲け話

NISAで何を買えばいいかわからない人へ。私がソフトバンク株に注目する理由

新NISAを始めたものの、「結局、何を買えばいいのかわからない」という人は多い。オルカン、S&P500、日本株、高配当株。選択肢は増えたが、選択肢が多すぎると人は動けなくなる。

そんな中で、私が初心者にもわかりやすい銘柄の一つだと考えているのが、ソフトバンク株式会社(証券コード:9434)である。

間違えてはいけないのは、ソフトバンクグループではない。携帯電話、通信、PayPay経済圏、法人向けサービスなどを展開する通信会社のソフトバンクだ。

注目すべきは「配当」である

現在の株価213円前後、年間配当8.8円で計算すると、配当利回りは約4.13%になる。銀行預金の金利が上がってきたとはいえ、普通に預けているだけでこの水準の利回りを得るのは簡単ではない。

さらにNISAで保有した場合、この配当に税金がかからない。たとえば成長投資枠の年間240万円を使ってソフトバンク株を買うと、現在の株価水準では約11,200株を保有できる。年間配当は約98,560円だ。

もし課税口座で保有していれば、配当には約20.315%の税金がかかるため、手取りは約78,500円まで減る。つまりNISAで持つだけで、年間約2万円分の差が出る計算になる。

NISA成長投資枠をフル活用すると何が起きるか

NISAの成長投資枠は年間240万円、生涯上限は1,200万円だ。これをソフトバンク株に5年間かけて投資したらどうなるか。以下のシミュレーターで確認してほしい。

株価が上昇した場合の含み益はどうなるか

上のシミュレーターは株価が5年後に250円になる想定で計算している。年間約3.25%の均等上昇だ。

株価が上がると毎年の購入株数は減るが、それまでに購入した株の含み益が積み上がる。5年後には配当収入+含み益という二重の恩恵が得られる計算だ。

ソフトバンク株のリスクも見ておく

  • 通信料金の値下げ圧力・競争激化
  • 設備投資負担・金利上昇による財務負担
  • PBRは高めで、いわゆる割安株とは言いにくい

それでも、通信は現代社会のインフラである。景気が悪くなっても、人はスマホを簡単には解約しない。家計が苦しくても、通信費は最後まで残りやすい。これはかなり生活インフラに近い収益構造だ。

実際、ソフトバンクの2026年3月期決算では、売上高は過去最高の7兆円超、営業利益は1兆円超、純利益も過去最高となった。派手な成長株ではないが、安定して利益を出し続けている点は評価できる。

株主優待もある

ソフトバンクには株主優待もある。100株以上を1年以上保有すると、PayPayマネーライト1,000円分が進呈される制度だ。大量保有しても優待額が増えるわけではないが、少額投資家にとっては地味にうれしい特典である。

NISAは長く持つからこそ意味がある

NISAは、短期売買で一発を狙う制度ではない。非課税で長く持つからこそ意味がある。その意味で、ソフトバンク株は「毎年配当を受け取りながら、長期で保有する」というNISAの考え方と相性が良い。

株価が2倍、3倍になる夢を見る銘柄ではないかもしれない。しかし、毎年配当を受け取りながら、夜ぐっすり眠れる銘柄を持つことも、資産形成では大切だ。

投資で重要なのは、派手に勝つことだけではない。長く市場に残り続けることだ。

そのための選択肢として、ソフトバンク株は一度チェックしておいてもいい銘柄だろう。

使用データ(2026年6月10日時点)

  • 銘柄:ソフトバンク株式会社(東証プライム:9434)
  • 株価:213円
  • 年間配当(1株):8.8円(2027年3月期予定)
  • 配当利回り:約4.13%
  • 売買単位:100株
  • NISA成長投資枠:年間240万円・生涯1,200万円
  • 5年後想定株価:250円(年約3.25%均等上昇で試算)

※本記事は情報提供を目的としており、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

📝 編集長メモ

NISAで大切なのは、「何を買えば一番儲かるか」よりも、「長く持ち続けられるか」だと思う。ソフトバンク株は派手な成長株ではないが、通信インフラという安定した事業基盤があり、配当も見込める。株価の上下に一喜一憂するより、毎年配当を受け取りながら保有し続ける。NISAの本質は、案外そこにあるのかもしれない。

💰 編集長の儲け話

私がソフトバンク株に注目する理由は、NISAとの相性が良いからだ。成長投資枠の年間240万円を使えば、現在の株価水準では年間約10万円の配当が見込める。課税口座なら約2万円が税金で差し引かれるが、NISAなら非課税だ。これを5年間続ければ、試算上は累積配当だけで100万円を超える可能性もある。さらに株価が上昇すれば含み益も狙える。大きく跳ねる銘柄ではないかもしれないが、配当を受け取りながら長く持てる。そこに高配当インフラ株の面白さがある。

※本コーナーは編集長個人の見解です。投資等の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。

桜坂武志

桜坂武志

DNN NEWS24 編集長

💰 編集長の儲け話 特集

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